「音楽理論」結局キーって何のこと?初心者でもわかるキーのお話

音楽についてあまり知らない人でも「キー」という言葉自体は聴いたことがあるでしょう。でも、抽象的な意味で使われることが多いので説明しようとしても難しかったりします。

この記事ではキーについて詳しく解説しています。ぜひ最後までお付き合いください。

ギン

ではさっそく、、、。

キーとは?

音楽の世界ではよく「キー(Key)」という言葉が使われます。とても便利な言葉な反面、曖昧過ぎて理解されないこともしばしばですので、ここでは使い方から原理までしっかりと理解していただきたいと思います。

その意味

まずキーの意味についてです。

音楽の世界で、キー(Key)は「その音楽が基づいているもの」という広い意味で使われています。

「その音楽が基づく」といわれてもピンと来ないかもしれませんが、要はその音楽の持つ特徴や規則性のことです。

ほとんどの場合、音楽の特徴は音階(メジャースケールとかマイナースケールとか)で決まりますし、実際に演奏するとなれば、基準音(どの音を基準にして始まる音階か)を決めて楽譜をつくります。
※現代音楽は、調性音楽である(何らかの基準音がありそれに基づいて音楽を組み立てている)ことを前提にしているため、どれが基準音でどのスケールに基づいているのかを表す必要があります。

そのためキーは音階や基準音を表す時によく使われます。

例えば、「KeyC」であれば、Cを基準音とした何らかの音階に基づいているということが分かりますし、「Key of E Minor」とあれば、Eを基準音としたマイナースケールだと理解できます。

ギン

Keyは日本語では「調(調性)」という語があてられます。「ハ長調」とあれば、ハ(C)を基準とした長調(メジャースケール)という意味になります。

「キーが高い」は間違い?

カラオケでキーが高いなどというと厳密には間違いと言われます。

間違ってても通じればいいんじゃない?という話はさておき、いずれにしてもキーはかなり広い意味で使われています。

実際カラオケでキーが高いという場合、実際には「曲の音域が高い」といったニュアンスになると思います。

ギン

キーが合わない場合は合わせる努力がいりますが、気ーが合わない人とは距離を置いた方が良い場合もありますね。(やかましい)

キーのしくみ

キーの意味は分かったけど、「じゃあそのキーはどうやって決めてるの?」という疑問が生まれるかもしれません。

もしくは、「テキトーに曲作ったけどこの曲のキーは何だろう」と疑問に思うかもしれません。

キーを決めてから曲を作るにしろ、先に曲ができたにしろ、よっぽどめちゃくちゃな曲でない限り何らかのキーは存在します。そのため、その音楽に緊張感や安定感、進行感がうまれ聴き手がワクワクさせられるのです。

ではそれらはどうやって決まっているのでしょうか?

キーはどうやって決まる?

ほとんどの場合、その音楽で使われている音のうち最も落ち着く音をキー(ここでは基準音の意味)として設定しています。

現代の音楽は、最も安定する音を基準音として音楽を組み立てているからです。

例えば、音楽の中でC音に戻ってきた時に一番安定感(着地感)を感じるのであれば、その曲のキーはCですし、それを基準にメジャースケールを使っていれば、Cメジャーキー(key of C Major)ということになります。

しかし、曲のキーを決めるのは作曲者ですから、必ずしもこのようになるとは限りません。

キーを探す方法

キーを探すには様々方法があります。

曲の終わりに使われているコードがその曲のキーだとか、Aメロの初めだとか様々言われますが、結局はどの方法も一番安定する音を探しているにすぎません。

メロディを最初の方から、「もしこの音で曲が終わったらどう感じるだろう」と考えながら弾いていくと、この音なら曲が終わっても良いと感じる安定感のある音が割り出せるはずです。

どんな曲でも1音が2音に絞れるようになりますし、複数音出てきた場合はコード進行を考えながらさらにキーを特定できます。

また、転調(曲の基準音を変えるテクニック)などが起きるとその部分はキーが変わることになりますし、キーが一つに定まらない(どちらともとれる)場合もあります。

何ならこの作業は機械でもできますので、それに頼るのもひとつの手でしょう。

まとめ

  • キーは広義で「その音楽が基づいているもの」を指す
  • 楽譜で使われる場合は、音階や基準音を表すことが多い
  • キーには曲の中の最も安定する音が選ばれる

これさえ覚えておけば完璧でしょう。