クリシェとは?詳しい使い方と実際のコード進行の例を紹介します「音声あり」

この記事では「クリシェ」について解説していきます。

現代のポップスでもたまに見かけることのあるテクニックです。有名ですので名前は聞いたこののある人が多いのではないでしょうか?

おしゃれなレストランみたいな名前がついていますがれっきとした音楽理論ですのでここでしっかりマスターして、、、

ギン

マスターーーーーッ!!!

、、、しまいましょう。汗

クリシェとは

クリシェとは、コード構成音のいずれかを徐々に動かしてその変化を聴かせるテクニックです。

基本的にコードは、1度、3度、5度、7度から成り立っていますので、そのいずれかの音が徐々に(半音間隔で)変化していくという考え方です。

クリシェの定義については様々ありますし、人によっても意見は異なりますが、明らかに構成音の変化を聴かせる進行であればクリシェと考えていいでしょう。

クリシェの使い方

だんだんと変化していく面白さがあるため、徐々に緊張感を持たせたり、解決を遅らせたりする時にもクリシェが使われることが多いです。

様々な種類のコードが使われ、オーギュメントコード、ディミニッシュ、ハーフディミニッシュトセブンス、マイナーメジャーセブンス、SUS系コード、シックスコードなど挙げるとキリがありません。

滅多に登場する機会のない種類のコードでも、「クリシェでなら使える」ことが多いため、コード譜などでそれらのコードを見かけたらクリシェが使われていないか調べてみるといいでしょう。

クリシェを使ったコード進行の例

ここからは、クリシェを使った様々なコード進行を見ていきましょう。

7度下降パターン

  • C→CM7→C7→C6

CM7からC6にかけて、トップノートが半音間隔で降りてきています。

クリシェでは、同じルートを保持しつつ一番高い音だけ動かすのは定番です。

5度上昇パターン

  • C→Caug→C6→C7

5度が半音ずつ上がっていくパターンです。

徐々に緊張感が増していくような流れができています。

Caugに含まれている調性外の音も不自然に聴こえないのが面白いですよね。

1度下降パターン

  • F→G→A♭dim→Am

GからAmにかけて、ルートの音が半音間隔で降りてきています。

やはり1度の音はパワーがありますから、聴き手に「おやっ?」と思わせることができます。

ルートを動かすクリシェではよくディミニッシュコードが使われます。

Cキーでいうと、

  • Em→E♭dim→Dm(下降パターン)
  • C→C#dim→Dm(上昇パターン)
  • G→A#dim→Am(上昇パターン)

このように使うことが多いです。

上昇パターンの方が解決感が強いので主にそのように使われますが逆でも使用できます。

ギン

クリシェ紛れに使っディミニッシュください。

まとめ

まとめましょう。

  • クリシェとは、コード構成音のいずれかを徐々に動かしてその変化を聴かせるテクニックのこと。
  • 半音間隔の変化をつくるため様々種類のコードが使われる

是非皆さんも、

クリシェ紛れに使っディ…もういいか。